お悩みイラスト制作の副業が軌道に乗りつつあるから独立しようかな!



独立に向けて、何を準備すれば良いのかな……
本記事では、上記のようにお悩みの方に向け、イラストレーターが独立するにあたり必要なものや用意しておくと良いものを解説します。
- イラストレーターが独立する際に必要なもの
- イラストレーターが独立する際に意識すべきこと
イラストレーターとして独立することは、自由で魅力的な働き方である一方、道具や制作スキルだけでなく、会計ツール、営業活動の準備などが必要となります。
特に、フリーランスは収入が不安定になりやすいので、半年から1年分程度の生活費を貯金しておくと安心です。
本記事では、イラストレーターが独立時にそろえておきたい道具類や会計・営業ツールを解説していきます。


【道具編】イラストレーターが独立する際に必要なもの
イラストレーターとして独立するとき、まず揃えておきたいものが「制作環境を安定させるための道具」です。
会社員時代や副業の延長で使っていたものをそのまま使える場合もありますが、長時間の作業や複数案件を同時に進める場面が増えるため、プロとしての品質・効率を出せる環境づくりが欠かせません。
具体的には、以下のような道具を揃えておくと安心です。
- PC
- ペンタブ・液タブ
- イラスト制作ソフト
- バックアップ環境
- デスク・チェア
- インターネット環境
それぞれ詳しく解説していきます。


PC
イラストレーターとして独立するなら、PCはある程度のものを用意しておきましょう。
スペックが不足していると作業中にフリーズしたり、データが重くて納品に時間がかかるなど、クライアントとの信頼を損なうトラブルにつながりかねません。
2025年12月時点であれば、以下のようなスペックのものを用意しておくと安心です。
- メモリ16GB以上
- SSD500GB以上
- CPUはCorei5/Ryzen5以上
特に、ブラシを多用するイラスト制作や、複雑な加工を行う案件ではメモリが不足しやすく、処理落ちがストレスの原因になるのでご注意ください。



職種は異なりますが、私はメモリとCPU重視でPCを選んでいます
ペンタブ・液タブ
ペンタブレットは、紙に描くのと同じ感覚で線を引けるため、デジタルイラスト制作には欠かせない道具です。
板タブ(ペンタブ)と液晶タブレット(液タブ)がありますが、独立を見据えるなら、自分の制作スタイルに合うものを選びましょう。
独立して作業時間が長くなることが予想されるのであれば、角度調整のためにスタンドやモニターアームなども用意することも検討しましょう。
イラスト制作ソフト
副業時代から使用しているかと思いますが、イラスト制作ソフトも用意しておきましょう。
クライアントによって、PhotoshopやIllustrator、クリスタなど使用ソフトや納品形式を指定している場合もあります。



クライアントの指定したソフトや自分が使いやすいものを用意しておきましょう
バックアップ環境
イラストレーターとして独立する際に、制作道具と同じくらい重要なのが「バックアップ環境」です。
破損やPCの故障、誤操作によるデータの消失は、独立後の最大のリスクと言っても過言ではありません。
納品データが飛んでしまったり、進行中の案件が復元できなくなったりすると、クライアントとの信頼に直結します。



独立初期のトラブルはそのまま評価に響くため、事前の備えは必須です
最もおすすめの方法は、ローカル(PC・外付けSSD)+クラウドの二重バックアップです。
外付けSSDは書き込みが早く、突然PCが起動しなくなった場合でもすぐにデータを取り出せます。
デスク・チェア
独立後は1日数時間から10時間以上、椅子に座って作業する日が続くことも珍しくありません。
デスクとチェアの環境は長期的な健康と作業効率に大きく影響するので、丁寧に選びましょう。
腰痛や肩こり、腱鞘炎などはイラストレーターが抱えやすい職業病ですが、これらの多くは作業環境を整えることで予防可能です。
チェアはリクライニングやランバーサポートがついた、体をしっかり支えてくれるタイプがおすすめです。



オフィスチェアは高価ですが、長時間作業に耐えられる設計になっているため、疲労が段違いに軽減されます
インターネット環境
独立イラストレーターにとって、インターネット回線は大切な生命線のひとつです。
データの送受信や打ち合わせ、クラウド保存、素材のダウンロードなど、ほとんどの業務がオンラインで完結するため、安定した通信環境が欠かせません。
特に、イラストのpsdデータや動画・広告関連の素材は容量が大きく、アップロードが遅いと納品に時間がかかり、スケジュール管理が難しくなります。
可能であれば、光回線+有線接続(LANケーブル)を使用するのがおすすめです。



Wi-Fiは便利ですが、速度が不安定な場合があるため、大容量ファイルの納品時には有線接続が安心です
インターネット環境は地味な項目ですが、案件数が増えるほど影響が大きくなるため、独立時にきちんと整えておくことで作業ストレスが激減します。
【税金・会計編】イラストレーターが独立する際に必要なもの
イラストレーターが独立する際には、PCなどの道具だけでなく、会計周りの準備も整えておく必要があります。
具体的には、以下のようなものを準備しておきましょう。
- 生活費半年から1年分
- 開業準備・直後に必要となる費用
- 開業届・青色申告承認申請書
- クラウド会計
- 事業用口座・クレジットカード
それぞれ詳しく解説していきます。
生活費半年から1年分
フリーランスは収入が月ごとに変動しやすいので、半年分から1年分程度の生活費を貯金しておくと安心です。



収入が減り、貯金も減っていくのは、予想以上にストレスが溜まります……
自分の希望と合わない仕事を焦って受注しなくてすむように、金銭的に余裕を持った状態で独立することを強くおすすめします。
開業準備・直後に必要となる費用
イラストレーターの独立直後は、道具代以外にも様々な費用が発生しますので、これらも用意しておきましょう。
例えば、以下のような費用がかかります。
- PCや液タブ、イラスト制作ソフトなどの初期投資
- ポートフォリオサイト開設費
- 名刺やデザインテンプレート、サンプル制作費
- 取引先との打ち合わせに必要な通信費・交通費
- デスク・チェアなどの環境改善費
独立初年度は、売上より経費の方が大きくなることも珍しくありません。
具体的に見積もりをしておくのも良いですが、いくらかかるか予測しにくい場合には、あらかじめ初期費用として10〜30万円程度を用意しておくと安心です。



また、退職した翌年は税金や社会保険料の負担も重く感じやすいのでご注意ください
開業届・青色申告承認申請書
独立時には、開業届(個人事業の開業・廃業届出書)と青色申告承認申請書を税務署に提出しましょう。
どちらも無料で提出できますし、提出も非常に簡単です。
開業届と青色申告承認申請書を提出すれば、最大65万円の青色申告特別控除を適用できたり、赤字を翌年以降に繰り越せたりするメリットがあります。



青色申告の節税効果は非常に大きいので、忘れないようにしましょう


クラウド会計
仕訳処理や確定申告書作成作業を楽にするためにも、独立と共にクラウド会計を導入しておきましょう。
クラウド会計を利用すれば、銀行口座やクレジットカードと連携して自動で仕訳をしてくれますし、確定申告書も質問に回答、入力していくだけで作成できます。
イラストレーターにおすすめのクラウド会計は、以下の3つです。
| クラウド会計 | 特徴 |
|---|---|
| やよいの青色申告オンライン | 最大1年間の無料体験が可能! クラウド会計の利用料金を抑えたい方におすすめ |
| マネーフォワードクラウド確定申告 | クラウドワークスなどイラストレーターが利用するサービスとの連携機能が豊富 |
| freee | 簿記・会計の知識がなくても操作しやすいシンプルな機能が魅力 |
どれも無料で試せるので、それぞれ試してみて、自分に合うものを有料契約するのがおすすめです。


事業用口座・クレジットカード
イラストレーターとして独立する際に、事業用口座とクレジットカードも作成しておきましょう。
事業用口座を作成すれば、会計処理もしやすくなりますし、税務調査の際にプライベートの口座を税務署に確認されずに済みます。
また、クレジットカードについても事業専用のものを作成すると、仕訳処理をしやすくなるのでおすすめです。
事業用口座は開業届を提出してから作成すると、屋号(事業で使用する名称)名義で作成できます。
反対に、クレジットカードは退職前に作成した方が審査に通りやすくなるので、タイミングに注意しましょう。
【営業活動編】イラストレーターが独立する際に必要なもの
独立後も仕事が途切れないようにするために、営業準備も整えておきましょう。
具体的には、以下のようなものを準備しておくと安心です。
- ポートフォリオ
- 料金表
- 契約書のテンプレ
- 請求書のテンプレ
それぞれ詳しく解説していきます。
ポートフォリオ
営業活動でもっとも重要となってくるのが、ポートフォリオ(作品集)です。
イラストレーターの場合、実績やスキルは言葉で説明するより、作品を見せる方が何倍も伝わります。
A41枚のPDF形式でポートフォリオを用意しておくのも良いですし、Web上で確認できる ポートフォリオサイトなどを用意しておくのもおすすめです。
ポートフォリオは作品を載せるだけでなく、以下のような項目も記載しておくと良いでしょう。
- 得意ジャンル(キャラデザイン・広告・漫画・アイコンなど)
- 過去の制作実績
- 使用ソフトや制作環境
- 制作の流れ
- 連絡先(メールアドレスやお問い合わせフォーム)



独立初期で実績が少ない場合には、制作案件を想定した架空案件の作例を用意するのも有効です
料金表
独立後に最もトラブルが起きやすいのが「料金すり合わせ」ですが、料金表を事前に準備しておけばトラブルを防げます。
料金表には、以下のような項目を設定しておくと、問い合わせ段階でのやり取りがスムーズになります。
- アイコンイラスト:◯円〜
- キャラクターデザイン:◯円〜
- 表情差分追加:◯円
- 背景あり/なしの追加料金
- 商用利用・二次利用の範囲
- 修正回数と追加料金
料金を明確にしておけば、条件に合わないクライアントの問い合わせも減らせますし、値引き交渉も避けられます。
また、料金表は一律にするのではなく、最低価格として提示し、内容に応じて見積もりを変動させる方式がおすすめです。



独立初期は安売りしすぎないよう注意し、自分の作業工数とスキルを踏まえた適正価格を設定しましょう
契約書のテンプレ
イラストレーターとして仕事をするのであれば、契約書(業務委託契約書など) のテンプレートも用意しておきましょう。
口頭やメール、チャットでのやり取りだけで制作を進めると、以下のようなリスクが生じます。
- 修正対応の範囲をめぐるトラブル
- 納期遅延・連絡不通による損害
- 著作権の扱い(譲渡 or 使用許諾)での認識違い
- 支払時期の遅れ
契約書を交わしておけば、上記のようなトラブルを防げます。
請求書のテンプレ
クライアントが増えてきたときに備えて、請求書のテンプレも用意しておきましょう。
請求書を整えておかないと、支払い遅延が起きたり、クライアントに不信感を与える可能性があります。
請求書には、以下のような項目を明記しましょう。
- 屋号または氏名
- 住所・連絡先
- 取引先名
- 請求日・支払期限
- 業務内容(イラスト制作費◯点 など)
- 合計金額
- 振込口座
最近は、クラウド会計やGoogleスプレッドシートでも簡単にテンプレートが作成できます。



早めに準備しておきましょう!
【スキル編】イラストレーターが独立する際に必要なもの
独立してフリーランスとして働く場合、イラスト制作スキルはもちろんですが、以下のようなスキルも身に付けておくと仕事が途切れにくくなります。
- イラスト制作スキル
- 納期管理能力
- コミュニケーション能力
- 交渉力
- 金銭管理スキル
それぞれ詳しく解説していきます。
イラスト制作スキル
独立するにあたり、イラスト制作スキルは身につけておきましょう。
独立した瞬間から、あなたは「趣味の延長で描く人」ではなく「プロの制作者」となり、クライアントの意図を掴み、求められるクオリティと納期に合わせて作品を仕上げる技術が求められます。
独立を検討しているレベルであれば、制作スキルについては大丈夫かと思いますが、日々新しいスキルを身につけたり、トレンドを意識したりする力も重要です。
納期管理能力
フリーランスにとって、納期を守ることは最大の信用です。
どんなにイラストが上手くても、納期に遅れる人には継続依頼が来ませんし、信頼も失います。
独立すると、自分でスケジュールを管理する必要があるので、予備日を設定したり、作業時間を見積もったりと自分なりに納期管理方法を身につけていきましょう。



独立したては作業に必要な時間も読みにくく、営業に時間がかかる恐れもあるのでご注意ください
コミュニケーション能力
イラストレーターは「1人で黙々と作業する仕事」というイメージを持たれがちですが、実際にはコミュニケーション能力が非常に重要です。
独立する場合、自分で営業活動をする必要がありますし、クラアイアンとの要望をヒアリングする能力も求められます。
コミュニケーション能力=いつでも明るく誰とでも話せるみたいに思われるかもしれませんが、フリーランスのイラストレーターの場合、以下のような能力が重要になってきます。
- ヒアリング力(要望を正確に掴む能力)
- 進捗報告の丁寧さと速さ
- 適切なフィードバックの受け止め方
- トラブルを未然に防ぐ説明力
交渉力
イラストレーターとして独立する際、意外に重要になってくるのが交渉力です。
交渉と聞くと「値上げ交渉をすること」だけをイメージしがちですが、実際にはそれ以上に幅広い場面で必要になるスキルです。
例えば、制作条件のすり合わせや修正範囲の調整、納期の交渉などでも交渉力が役立ちます。
独立初期は特に「クライアントに嫌われたくない」という思いから、依頼内容をそのまま受け入れてしまいがちです。
しかし、その姿勢のまま仕事を続けると、低単価・過剰な修正対応・無理な納期を抱え、結果的に消耗してしまう恐れもあるのでご注意ください。
金銭管理スキル
フリーランスとして活動する上で欠かせないもののひとつが、金銭管理スキルです。
安定した給与が毎月振り込まれる会社員とは異なり、フリーランスは収入が月によって大きく変動しますし、経費や税金、社会保険料も自分で管理しなければなりません。
金銭管理が甘いと、どれだけ案件を獲得しても「手元にお金が残らない」「翌年の税金に驚く」といった状況に陥りやすく、独立後の継続が難しくなってしまいます。



事業のお金については、クラウド会計を導入し、定期的に仕訳処理をすれば売上や経費、利益について確認できます
プライベートの支出については、自分が月いくらあれば暮らせるのかを把握したり、定期的に固定費の見直しをしたりすることが大切です。
イラストレーターが独立する際に意識すべきこと
イラスト制作の副業が軌道にのり独立を意識するようになると、独立の良い面しか見えなくなってしまうこともあるかもしれません。
しかし、フリーランスは自由である一方で、すべて自己責任で気が抜けないなと感じることも多々あります。
独立する際には、以下のようなことも意識しておくと良いでしょう。
- 収入に波があることを理解する
- これまで以上に健康管理をする
- SNSなどでブランディングしていく
それぞれ詳しく解説していきます。
収入に波があることを理解する
フリーランスの大きな特徴のひとつは、収入が毎月一定ではないという点です。
受注量や単価に応じて売上が上下するため、会社員時代のように毎月決まった収入が保証されているわけではありません。
特に、イラスト・広告業界は繁忙期と散期の差が大きく、企業案件が続く月もあれば、問い合わせがほとんどない月もあります。
そのため、独立する前から「収入の波があること」を冷静に受け止め、年間で収入を捉える視点を持っておきましょう。
具体的に、以下のような対策をしておくのもおすすめです。
- 売上の20〜30%を税金・社会保険料のために積み立てる
- 月間の固定費を低く抑える
- 生活費の半年〜1年分を確保しておく
- 毎月の収入ピークより平均値を重視して資金繰りを考える



これまでの経験から言って、波を減らす努力と波があっても耐えられる仕組み作りをすることが重要です


これまで以上に健康管理をする
フリーランスとして独立すると、有給や傷病休暇はないため、体調不良やケガによる休み=無収入となります。
フリーランスの場合、体調を崩しても代わりに仕事をしてくれる人はいないため、健康管理は非常に重要です。
特に、イラストレーターは長時間同じ姿勢で作業を行うため、肩こりや腰痛、眼精疲労などの職業病が起きやすいのでご注意ください



女性の場合、生理痛やPMSなど婦人科系のマイナートラブルも長期的に見ると影響度が大きい気がします
独立後は、以下のような健康管理を意識していきましょう。
- 1時間ごとに休憩を挟む
- 目の負担を減らすためにブルーライトカットや照明調整を行う
- ストレッチや軽い運動で、肩や腰の負担を軽減する
- オフィスチェアや作業机に投資して姿勢を安定させる
- 睡眠時間を削らず、体調管理を最優先にする
フリーランスにとって病気やケガはそのまま収入減につながるため、保険や所得補償を検討しましょう。
SNSなどでブランディングしていく
独立直後は「どこから仕事をもらえばいいのか」と悩む方が少なくありません。
そこで重要になるのが、SNSを活用したブランディングです。
SNSは単なる作品の投稿場所ではなく、「あなたの作風・人柄・世界観を知ってもらう場」であり、営業ツールとして極めて有効です。
イラストレーターの場合、X(旧Twitter)やInstagram、pixiv、ポートフォリオサイトの4つを軸に発信している方が多く、以下のような形で仕事につながるケースが増えています。
- 作風が気に入られてDMで直接依頼が来る
- フォロワーの紹介で企業案件につながる
- 書籍やゲーム会社の担当者から声がかかる
- ブログやサイト経由で問い合わせが来る
ブランディングをする際には、投稿する作品の方向性をなるべく統一したり、誰にどんなイラストを届けたいのかを意識して発信したりすることも大切です。



ブランディングは中長期的に成果が出てくるので、地道にやっていくことも意識しましょう
イラストレーターが独立する際によくある質問
最後に、イラストレーターが独立する際によくある質問を回答と共に紹介していきます。
- イラストレーターは収入いくらから開業届を出せば良いですか?
-
厳密に言うと、開業届は「事業を始めたら提出するもの」であり、「収入がいくら以上になったら出すもの」ではありません。
したがって、収入金額に関係なく、事業として継続する意思がある時点で提出するのが原則 です。ただし、現実的には次のような基準で判断するのが一般的です。
- 今後、継続してイラストの仕事を受ける予定がある
- すでに報酬が発生している、または依頼を受け始めた
- 早めに青色申告のメリットを受けたい
- イラストレーターが経費にできるものは何ですか?
-
経費とは「事業のために必要な支出」のことであり、イラストレーターの場合、以下のような費用を経費として計上できる可能性があります。
- イラスト制作に使用した画材代
- パソコン代・周辺機器代
- イラスト制作のソフト代
- クラウド会計の使用量
- インターネット費用
- スマホの使用料金
- イラスト制作・販売の資料・書籍代
- 自宅の家賃・作業場の家賃
- 自宅の電気代・作業場の電気代
- カフェ・コワーキングスペースの作業代
- セミナー受講費用
- 固定資産税や自動車税
- 損害保険料
【まとめ】必要なものを漏れなく準備すればスムーズな独立を目指せます
イラストレーターが独立してからも安定した活動を続けるためには、制作環境の整備だけでなく、会計管理や営業準備、スキル向上などに向けた準備をしておくことが大切です。
また、独立してからは病気やケガが収入減に直結するため、体調管理にも気を配りましょう。
フリーランスは収入に波があるので、閑散期を見据えた資金繰り計画をしていくことも重要です。
資金栗の計画や仕訳処理、確定申告を楽にしたいのであれば、クラウド会計を導入するのがおすすめです。
イラストレーターにおすすめのクラウド会計は、以下の3つであり、それぞれ無料体験できます。
| クラウド会計 | 特徴 |
|---|---|
| やよいの青色申告オンライン | 最大1年間の無料体験が可能! クラウド会計の利用料金を抑えたい方におすすめ |
| マネーフォワードクラウド確定申告 | クラウドワークスなどイラストレーターが利用するサービスとの連携機能が豊富 |
| freee | 簿記・会計の知識がなくても操作しやすいシンプルな機能が魅力 |



複数試してみて、1番使いやすいものを選ぶことをおすすめします
このブログでは、イラストレーターの会計処理や税金について解説しています。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました









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