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イラストレーターに税理士は必要?依頼できる業務や選び方について

お悩み

イラストレーターとして活動しているけど、仕事が忙しくて会計処理をする時間がない

お悩み

毎年確定申告シーズンは溜まった領収書の整理からしなければならず大変……

本記事では、上記のようにお悩みの方に向け、イラストレーターが税理士に依頼できることを解説します。

この記事でわかること
  • 個人で働くイラストレーターが税理士に依頼できること
  • 税理士に依頼する前に知っておきたいこと
  • イラストレーターが税理士を選ぶのにおすすめのサービス

フリーランスとして活動するイラストレーターにとって、避けて通れないのが確定申告や会計処理です。

「本業に集中したいけれど経理作業に時間を取られてしまう」「節税のポイントがよく分からない」と悩む方も多いでしょう。

そんなときは、税理士に依頼するのもおすすめです。

税理士に依頼すれば、記帳や申告だけでなく、節税対策や法人化の相談まで幅広くサポートを受けられます。

本記事では、イラストレーターが税理士に依頼できることについて詳しく解説します。

目次

個人で働くイラストレーターが税理士に依頼できる5つのこと

個人で働くイラストレーターも税理士に顧問契約を依頼できます。

税理士にもよりますが、主に以下のような業務を依頼可能です。

  • 確定申告や記帳サービス
  • 税務顧問
  • 会社設立支援・法人成りの相談
  • 売上・経費の毎月の整理
  • クラウド会計導入支援

それぞれ詳しく解説していきます。

確定申告や記帳サービス

税理士は確定申告や日々の記帳を代行してくれます。

フリーランスのイラストレーターにとって、最も大きな負担のひとつが確定申告と日々の記帳であり、売上や経費を正しく整理し、確定申告をするには会計知識が不可欠です。

たじみゆ

節税効果の高い青色申告を選択する場合、複式簿記による記帳が求められます

税理士に依頼すれば、領収書や請求書を渡すだけで仕訳を行ってもらえるため、作業時間を大幅に削減可能です。

また、ミスや申告漏れを防げるので、安心して本業に集中できるのも大きなメリットといえるでしょう。

税務顧問

税理士に顧問契約を依頼すれば、経費や会計上の判断もしてもらえます。

イラストレーターとして活動が軌道に乗ると、毎年の所得や経費が増え、税務上の判断に迷うことも増えてきます。

例えば「どこまで経費にできるのか」「節税のために今後どのような投資をすべきか」といった疑問は、クラウド会計を利用するだけでは解決できません。

個人事業主の節税対策やクリエイティブな業界に強い税理士と顧問契約を結べば、日常的に税務相談を行うことができるようになります。

たじみゆ

長期的な資金繰りや節税の戦略を一緒に考えてもらえますし、法人成りについてのアドバイスももらえるでしょう

税務署からの問い合わせや調査が入った際にも対応してもらえるため、心強いパートナーとなります。

会社設立支援・法人成りの相談

税理士は確定申告だけでなく、会社設立や法人成りについての相談も可能です。

売上や取得が大きくなってくると、個人事業主を続けるのではなく、法人化を検討するケースもあります。

法人にすると節税効果が期待できたり、社会的信用力が増したりとメリットも多いですが、その一方で設立手続きや経理の複雑化といったデメリットも存在します。

たじみゆ

所得が800万円を超えたら法人化した方が良いとされていますが、実際のところ自分で判断するのは難しい場合もあります

税理士に相談すれば「いつ法人化すべきか」「法人化した場合に税金や社会保険料がどう変わるか」について具体的なアドバイスをしてくれるはずです。

また、会社設立の手続きや役員報酬の設定など、実務面もサポートしてくれるのが強みです。

売上・経費の毎月の整理

税理士は記帳代行をしてくれるだけでなく、月次で売上や経費の計算もしてくれます。

税理士にこれらの業務を依頼すれば、常に正確な数字を把握でき、資金繰りの不安も軽減されます。

たじみゆ

仕事量の調整や納税資金の用意もしやすくなるはずです

クラウド会計導入支援

税理士の中には、クラウド会計導入支援を行っている方もいます。

最近では、弥生会計オンラインやfreee、マネーフォワードクラウド確定申告といったクラウド会計ソフトを利用するイラストレーターも増えています。

これらを導入すれば請求書発行から入金管理までを効率化できますが、設定や運用を自力で行うのは意外と難しいものです。

たじみゆ

簿記や会計について全く知らない方が使いこなすのは、なかなか大変なはずです

クラウド会計導入支援を行っている税理士なら、最初の導入設定から日々の使い方、効率的な仕訳方法までサポートしてくれるため、安心して利用を始められます。

初期設定や基本的な操作、仕訳方法をレクチャーしてもらえば、自分で効率よく会計処理できるようになるでしょう。

税理士に依頼する前に知っておきたい6つのこと

税理士に確定申告代行や顧問契約を依頼する際には、以下のようなことを確認しておくと安心です。

  • 顧問契約・スポット契約どちらを選ぶか
  • 費用相場はいくらくらいか
  • どこまで依頼できるのか
  • どんなときに税理士に依頼すべきなのか
  • 税理士をどのように探せばよいのか
  • どんな基準で税理士を選べばよいのか

それぞれ詳しく解説していきます。

顧問契約・スポット契約どちらを選ぶか

税理士に依頼するときには、①顧問契約と②スポット契約の2種類があります。

顧問契約とは月額報酬を支払って、記帳代行や月次相談、決算・申告まで継続的に依頼するスタイルです。

たじみゆ

継続的に税務相談をしたい場合や、毎月の収支を把握して節税対策をしたい場合に向いています

一方、スポット契約は「確定申告だけお願いしたい」「法人化するかどうか一度だけ相談したい」といった単発利用が可能です。

たじみゆ

1回の相談や依頼ごとに報酬がかかるスタイルなので、顧問契約より費用を抑えられます

イラストレーターとして活動を始めたばかりであれば、まずはスポット契約で試してみて、必要に応じて顧問契約へ移行するのでも良いでしょう。

費用相場はいくらくらいか

税理士費用は、依頼内容や地域によって幅があります。

個人事業主が確定申告を依頼する場合、スポットで5万円前後が一般的な相場です。

顧問契約は月額1万〜3万円程度が目安となり、法人化した場合は5万円以上になるケースもあります。

記帳代行や給与計算などを含めるとさらに高額になることもあるため、事前にどこまで依頼するかを整理しておくことが重要です。

どこまで依頼できるのか

税理士に依頼できる範囲は、確定申告書の作成や提出だけに限らす多岐にわたるので、費用とともに業務範囲を確認しておきましょう。

例えば、日々の記帳代行を行ってくれる税理士もいますし、クラウド会計導入支援を行っている税理士もいます。

たじみゆ

依頼したい内容を整理しておくと、自分に合う税理士を見つけやすくなります

どんなときに税理士に依頼すべきなのか

税理士に依頼するタイミングとして多いのは、主に以下のようなケースです。

  • 売上や経費が増えて帳簿管理が負担になったとき
  • 節税対策を真剣に考えたいとき
  • 税務署から問い合わせがあったとき
  • 将来的に法人化を考えているとき

イラストレーターとして独立初期は自力で記帳している方も多いですが、年々仕事が増えるにつれてミスや申告漏れのリスクも高まります。

たじみゆ

時間や安心を買う意味でも、依頼する価値は十分にあるでしょう

税理士をどのように探せばよいのか

税理士を探す方法としては、税理士紹介サイトの利用や同業者からの紹介、地域の税理士会への相談などがあります。

近年は、オンライン対応を強みにした税理士事務所も多く、地方在住のイラストレーターでも全国の税理士に依頼できる環境が整っています。

たじみゆ

まずは、複数の税理士と面談し、自分の業種や業務スタイルに合った人を探すのがおすすめです

どんな基準で税理士を選べばよいのか

税理士を選ぶ際には、費用はもちろん以下のように複数の基準で最適な方を選ぶと安心です。

  • 自分の業種に理解があるか
  • クラウド会計に対応しているか(導入支援を行っているか)
  • 相談のしやすさ、コミュニケーションの取りやすさ
  • レスポンスの早さ

イラストレーターの場合、経費の範囲や売上管理に特有の事情があるため、クリエイター業に対応実績のある税理士を選ぶと安心です。

また、節税の提案力や将来の事業展開を見据えたアドバイスができるかどうかも、長期的に付き合う上で大きなポイントになります。

イラストレーターが税理士を選ぶのにおすすめのサービス

お悩み

税理士に相談したいけど、知り合いのツテなどはなく、誰に相談すれば良いかわからない……

お悩み

ホームページなどを見ても、どの税理士が良いかいまいちわからない

上記のようにお悩みの方は、税理士紹介サービスを利用してみるのもおすすめです。

スクロールできます
税理士紹介サービス特徴
税理士ドットコム・全国6,000名超の登録税理士から選べる
・業種や希望条件に合わせたマッチングが可能
・専任コーディネーターが希望を丁寧にヒアリングし、料金交渉までサポート
税理士紹介ネットワーク・専任の紹介コンシェルジュが税理士との面談や報酬交渉、再マッチングまで対応
・若手税理士(30〜40代)が中心で、フリーランスやクリエイター業種に理解のある人が多い
・成約時には「お祝い金」がもらえる
税理士紹介エージェント・希望条件に合う税理士を複数人紹介、比較してから選べる仕組み
・専任エージェントが面談日程調整・交渉・お断り連絡まで代行してくれる
・登録税理士は厳格な審査を通過しており、対応の質が高い

いずれも無料で税理士を紹介してくれますし、税理士事務所の多くは初回無料相談を行っています。

たじみゆ

費用を掛けずに気軽に税金や確定申告について相談できますし、相性の良い税理士も探せるはずです

イラストレーターが税理士に依頼するときによくある質問

最後に、イラストレーターが税理士に依頼するときによくある質問を回答とともに紹介していきます。

個人事業主が会計処理を税理士に丸投げすることはできますか?

個人事業主が会計処理を税理士に丸投げすることは可能です。

領収書や請求書、銀行明細などの必要な資料をまとめて渡せば、税理士が仕訳から申告書作成、提出まで代行してくれます。

ただし「完全に任せる」といっても、事業主として最低限の情報提供は欠かせません。
例えば「この支出は仕事用かプライベートか」を判断できるのは本人だけですし、レシートや領収書をきちんと整理して税理士に渡す必要があります。

税理士に会計処理・税務処理を丸投げするといくらくらいかかりますか?

税理士への依頼費用は業務の範囲や事務所の規模によって大きく異なりますが、一般的な目安は以下の通りです。

  • 個人事業主が記帳代行から確定申告までをすべて依頼する場合:年間で10万円〜20万円程度
  • 顧問契約の場合:月額1万円〜3万円程度

依頼費用は売上規模や経費の数によっても費用は変動するので、複数の事務所に相談して相見積もりを取ると良いでしょう。

【まとめ】初回無料相談を利用するのもおすすめです

税理士は個人で働くイラストレーターにとって「時間の節約」と「安心感」をもたらす存在になるはずです。

税理士には、確定申告や記帳の代行はもちろん、長期的な税務顧問、法人化のアドバイス、クラウド会計導入支援まで相談できます。

一方で、顧問契約かスポット契約か、費用相場や依頼範囲など、事前に確認すべき点も多くあるので契約時には比較検討することが大切です。

自分の仕事の規模や将来の見通しに合った税理士を選ぶことで、安心して創作活動に専念できる環境を整えられます。

税理士は同業者の紹介などで見つけることもできますが、以下のようなサービスを利用するのもおすすめです。

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税理士紹介サービス特徴
税理士ドットコム・全国6,000名超の登録税理士から選べる
・業種や希望条件に合わせたマッチングが可能
・専任コーディネーターが希望を丁寧にヒアリングし、料金交渉までサポート
税理士紹介ネットワーク・専任の紹介コンシェルジュが税理士との面談や報酬交渉、再マッチングまで対応
・若手税理士(30〜40代)が中心で、フリーランスやクリエイター業種に理解のある人が多い
・成約時には「お祝い金」がもらえる
税理士紹介エージェント・希望条件に合う税理士を複数人紹介、比較してから選べる仕組み
・専任エージェントが面談日程調整・交渉・お断り連絡まで代行してくれる
・登録税理士は厳格な審査を通過しており、対応の質が高い
たじみゆ

多くの税理士事務所は初回無料相談を行っているので、まずは気軽に問い合わせてみましょう

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この記事を書いた人

本業はWebライター(金融・相続)/FP2級・日商簿記2級取得
ブログ運営やサイト制作、仕事でお世話になっているイラストレーターやフリーランスの方向けに、確定申告を解説するブログを作っています

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